「のどじまんTHEワールド2017年春」を見た感想

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カールスモーキー石井の審査員再登板にびっくり!


「のどじまんTHEワールド2017年春」が、やっと放送されました。

前回の視聴率が10パーセントを切って、存続が心配になってきましたが、とりあえず今回も開催されて良かったです。

毎回、放送される時期がすこしずつ後ずれしていって、今回なんか「2017春」とはいうものの、もう初夏に近いです。

番組のホームページに、今まで見たことがなかった、「次回開催の有無は未定です」という文言が載っていますが、今回視聴率悪かったら、もう打ち切りなのかもしれないですね。

この番組のファンにとっては、今回もいつもと変わらず感動的でしたが、やっぱりどうしても飽きられてきちゃってるんでしょうね。
なんとか工夫して番組を盛り上げようとする制作者側の必死さが伝わってきました。

今回、コアなファンなら気づいた変化がいくつかありました。

まず、ここしばらく続いていた、観客が点数をいれるシステムがなくなりました。
これは良かったと思います。
このシステムが採用されてから、観客が点数をいれる最初の出場者の点数が異常に低く、その順番になってしまったら、絶対勝てない感じになっていました。
観客が採点に参加してもしなくても、点数が納得できないときがあるのは結局同じなので、もう観客の参加はなしでいいと思います。

次に、歴代チャンピオンが何人か出たのは今までと同じですが、それを今回は紹介せず、初出場者のように扱っていました。
番組のクオリティのためにはすごい上手い人を何人か入れたいんだけど、マンネリ感を排除したいという感じですかね。

審査員は、それを知ってか知らずか(テリーは知ってたと思いますが)、元優勝者に高い点を入れていました。
今まで、元優勝者には厳しい採点が多かったのですが(前回のテン・ブン・ソン・ジェレミーなんて低すぎましたよね)、今回のダイアナ・ガーネットとオマール・カバンは妥当な得点で決勝に進んでいました。

そして、この番組のファンなら全員が気になったと思いますが、前回まで皆勤賞で出場していたニコラス・エドワーズがついに出場していませんでした。

やっぱりいろいろと批判もありましたし、何か変えようと思ったら、彼を特別扱いするのをやめるのが一番大きかったんでしょうね。

ひょっとしてアメリカに帰っちゃったのか?と心配になりましたが、調べたらまだ頑張っているらしいですね。
特別扱いには反対ですが、嫌いじゃないので頑張ってほしいものです。

ニコラスが出ていないことと、観客の採点参加をやめたことと関係があるのか、今回、あのいわく付きのカールスモーキー石井氏が審査員として再登場していました。

前回審査員をやったときに、ニコラスが歌ったあとコメントを求められて、「彼はプロだから自分の声質に合った選曲してるからお客さんは割り引いて評価した方がいいよ」みたいな、観客の審査員を誘導するような驚愕のコメントを発し、その影響か、かなり低い点数が出て、中居くんが真顔で「一回止めようか」などと言う一幕がありました。
ネットでは、ヤフー知恵袋なんかでも、この話題でにぎわっていました。

もう二度と呼ばれないと思っていたので、今回呼ばれたのは意外でした。
ニコラスが出ないから呼ばれたんだろうけど、まさか石井氏が出るからニコラスが呼ばれなかったわけじゃないですよね?
でも、石井氏が出るから、今回だけ観客の審査をやめたという可能性はありますね。

笑ったのは、司会の中居くんが、一切石井氏に話を振らなかったこと。
振られてないのに勝手にしゃべったりはしていましたが、少なくともオンエア上は、中居くんは石井氏に1回も自分から話し掛けず、石井氏はしゃべりたそうにしている様子が見え、後半になるにしたがって表情がかたくなっていくのが分かって、少しかわいそうになってしまいました。

前回のニコラスに対するコメントは最高にゲスでしたが、その他の出場者に対するコメントや聴いているときの態度は、愛情があって、悪くないんですよね。
小室みたいに「お金のために出ています」みたいな、やる気のないような態度に比べると、むしろ全然好感もてます。
まあ、中居くんは、前回石井氏のためにめちゃくちゃにされたと思っているんでしょうね。

とまあ、いろいろありますが、それは本当はどうでもいいことで、本来の楽しみである出場者の歌は、これまで同様、本当に素晴らしかったです。

「リチャリー」の楽器の演奏に感動


個人的に気になった人の感想書きます。

優勝したインド人のニーラジャ・スンダー・ラージャンさんは、顔は完全にインド人ですが、声だけ聴いていたら日本人としか思えません。しかもその声がまたいい。初恋の人の声という感じです。
こういう「ザ・外人」という見かけをした人が、しかも若くてきれいな人が、完璧な発音で日本語を歌ってくれると単純に嬉しいです。
初来日というからまた尚更感心します。インドネシアのファティマさんのときと同じ感動ですね。
ただ、399点で妥当だったか?というと若干疑問ではあります。
声を張り上げない難しい歌をじっくり歌った勇気はすごいと思いますけどね。
独断と偏見的には満点で優勝でいいんですけど、やっぱりみんなそう思っちゃったんだねという感じで、ちょっとテレビ的な結末という感じがしてしまいました。

ペルーのグループは、完全に民族楽器の音色込みの評価で、公平さには欠ける感が否めませんが、実際のところ、圧倒的に感動しました。
ボーカルの人もめちゃくちゃいいんですが、それと同じくらい、あの笛みたいな楽器の音色が曲にマッチしてるんですよね。
それがメチャクチャ新鮮で、その驚きがそのまま点数になった感じですね。
美空ひばりがあまりにインパクトありすぎたので、2曲目は厳しいかもと思いましたが、「酒と泪と男と女」も、笑っちゃうくらい良かったです。
もう普通に普段車の中とかで聴きたいくらいです。

この2組が同点優勝はできすぎですが、まあテレビだし番組盛り上がった方がいいからOKOKという感じですね。

個人的に一番好きなのがゴスペルグループです。
2曲とも最高でした。
特に2曲目の「見上げてごらん夜の星を」のポップな感じは新鮮でした。
真ん中のジョン・ルーカスさんは初出場の時以来の決勝進出でした。
初出場のとき、決勝で「翼をください」を完全ゴスペルで歌って、あまりのはまり具合に驚いた記憶があります。
あのとき、ダイアナと1点差の準優勝だったんですよね。
それから何回も出場したけど、いつも惜しいところで決勝に行けなかったんですが、今回やっと決勝に出れて、良かったです。
ちょっと滑舌悪いから、優勝はもう無理だと思いますけどね。

ダイアナ・ガーネットは、ニコラスと同じように優勝者で日本でプロになったのに、ニコラスに比べたら少し冷遇されている印象です。
でも、この人なぜかバラード絶対歌わないんですよね。低い声苦手なんでしょうか。
今回も、どうせ優勝できないんだからという感じで、自分の好きな歌を、思い切り気持ちよく歌ったという感じですね。
番組のクオリティの底上げと賑やかしに貢献したという感じで、今回アメリカ人1人しか出てないし、白人も少ないから、いつも黒髪なのに(そのほうがかわいかったのですが)、金髪にしてみましたという感じで、何かもうゲスト出演みたいな気がしてしまいました。

オマール・カバンは、初出場で優勝したとき、死ぬほど上手かったのですが、その後、何回か出ましたが、意外にたいしたことなくて、まぐれだったのかなと思いましたが、今回、やっぱり上手かったんだと思いました。
この人はとにかく気持ちよさそうに歌っているのがいいです。

決勝に行けなかった人の中では、1番目に歌ったコスタリカのイマニ・キャンベルさんが一番上手かったのではないでしょうか。
1番最初はどうしても点数が低くなりますよね。先頭という順番を引いた時点で負け決定という感じです。
見直してみると、決勝に行ったニーラジャさんと、同点か、1点差で勝ってたんじゃないかという気がします。

ノルウェーの夫婦の奥さんの方は、前に一度出ましたよね。
その時はまだ若い女の子という感じで、今回より上手かったのですが、今回のように点数は低くて、仏頂面していたと思いますが、今回の方が顔がおだやかで、ああ幸せになったんだねという感じでした。

フィリピンのクリシャ・ヴィアジェさんは、可愛いなと思ったら、アイドルだったんですね。
アジア予選は茶番か?と思いましたが、本編の前にテレビでも放送したアジア予選を見たら、やっぱりこの子が一番上手でした。
アジア予選のときの方が良かったので、本編でもその歌を歌えば決勝出れたかもしれなかったけど、その歌は決勝に残しておいたのかもしれないですね。

次回はあるかどうか分かりませんが、是非継続していってほしいものです。
もし次回があったら、今回みたいな出演者の構成がいいですね。
番組のファンとしては、過去の出演者も、時々見たいです。
前夜祭的な番組で、高梨沙羅ちゃんのリクエストでマルティナ・ミアーレ流してましたが、やっぱり何度見ても、彼女が歴代で一番上手かったと思います。
もう出ないんだろうけど、出てほしいなあ。
あとポール・バラードとか、ファティマちゃんが優勝したときに接戦で負けたフランスのお母さんとか、もう一度見たいです。

小室の審査員連続出場は、もうやめた方がいいと思います。この人全然面白いコメントしないのが分かってるんだから。
視聴率取るには、やっぱりキムタクを審査員で呼べばいいんじゃないでしょうか(笑)。