三谷幸喜があまり好きじゃない私が大河ドラマ「真田丸」を見た感想

WS000000

「真田丸」の第1回と第2回を見ました。

私は、今回の大河で主演の堺雅人と同じくらい注目されている脚本家の三谷幸喜を、世間の人気と高い評価ほどいいとは思っていなかったので、どうなるのか、見る前からちょっと懐疑的な感じでした。

三谷幸喜は、脚本と監督をした「ラジオの時間」や「有頂天ホテル」、「マジックアワー」等を見ましたが、どれもつまらなくはなかったのですが、そんなに面白いとも思えませんでした。

ただ単に自分に合わないだけなのかもしれませんが、三谷幸喜の映画って、なんか一生懸命に作り込まれた感が全面に出過ぎていて、気楽に見れないというか、見ていてなんとなく疲れるような気がするんですよね。

それに、映画マニアが作ったという感じがありありで、何かの映画に対するパロディとかオマージュとか、それが何かは具体的には知らないけど、そういうのにあふれている雰囲気に満ちています。
普通の映画は現実をベースにフィクションを作っているけど、三谷幸喜の映画は他の映画などのフィクションをベースにフィクションを作っている感じがして、何重にも上書きされた油絵みたいにコッテコテな感じがします。

それがコメディじゃなければいいのかもしれないけど、基本はコメディなので、なんとなく重くて笑えないみたいな感じです。

良くも悪くも作者である三谷幸喜が常に前面に出ていて、1シーンごとに、「どう?面白いでしょ?」と訊かれているような感じがします(笑)

映画好きなら、というか映画を語ることが好きな人なら三谷幸喜の映画は面白いんだろうし、映画評論家はそういう人種が多いんだろうから、まあ評価は高くなるんだろうなと思います。

まあ、私は感性があまり三谷作品と合わないのでしょう。
我慢して何回か見直せば、面白くなってくるような気はしますけどね。

でも映画なら、合わなければ見なければいいし、お金を払っても外れることはいくらでもあるからまあいいのですが、1年に1度しかない大河ドラマで、こういうクセの強い人を起用するのはやめてもらえないかなと思ってしまいます。

以前に脚本を書いた「新選組!」は見ていませんが、近藤勇と坂本龍馬が友達だったとか、フザケ過ぎだろうと思います。
三谷幸喜は「史実として確定していることはきちんと史実通りに書き、そうでないところは思い切り想像を膨らませて書いた」みたいなことを言っているようですが、その理屈だと、UFOでも何でも出てきてもいいことになってしまいます(笑)

まあ、今回の大河ドラマの真田幸村(信繁)のことは私は全然知らないから、どんなに荒唐無稽に描かれても分からないんですけどね。
でも、変にコメディタッチで浮ついた感じだったら嫌だなあと思いなから見ました。

初回を見逃してしまったので土曜日の再放送を録画し、第2回と続けて見ましたが、思ったより普通だなと思いました。
三谷幸喜は脚本だけで、演出は他の人がやっているからかもしれません。
演出家が三谷テイストを意識せずに淡々と自分の好きなように撮っている感じが見てとれて、これならそんなに違和感を感じずに見れそうだとホッとしました。

まあ、随所にちょっとふざけたところはありましたけどね。
特に、戦闘シーンにしょうもないギャグを入れるのはやめてもらいたいですね。
まあ、テレビドラマの戦闘シーンにそんなに期待はしていませんが…それにしても緊張感ゼロですね。

話自体は面白そうなのでとりあえず、今後も見続けることにしました。