「コウノドリ」第六話 不妊治療のエピソードを見た感想

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テレビドラマ「コウノドリ」の第六話を見ました。
今回は不妊治療のエピソードが主題です。

うちも、結婚してから五年以上子供ができず、病院に相談に行って、タイミング法などの指導を受けたりしました。
また、親しい友人で不妊治療を受けた夫婦もいます。

それまで、普通に夫婦生活をしていれば、子供はいつかできるものだと思っていました。
30歳を過ぎて結婚しましたが、芸能人の高齢出産のニュースなどを頻繁に目にしていたので、年齢的にはまだまだ余裕があると思っていました。

でも実際に病院などに行って真面目に活動をし始めると、今までの認識は大きな誤りであることを知りました。

35歳を過ぎると、一年一年、確実に妊娠しづらくなっていくことを知りました。
同じ不妊治療をしても、成功する確率は、歳とともに確実に小さくなっていきます。

テレビやヤフーニュースなどで断片的に流される芸能人の高齢出産や不妊治療などのニュースは、現実の一部しか伝えないことで、間違った認識を広める結果になっていると思います。

47歳で出産したジャガー横田さんなどのケースは、かなり稀なケースです。
ご主人がお医者さんなので、漠然とテレビで見ていると、医療の力を借りれば、40台半ば以上でも妊娠できるんだと思ってしまっても仕方ありません。

不妊治療を公表している芸能人もいますが、このあたりのシビアな話まではしないので、結果めでたく妊娠出産すると、不妊治療すれば子供はできるんだというイメージにつながってしまいます。

実際の不妊治療は女性の体と心にかなり負担をかけるハードなものですが、そこら辺はあまり報道されないので、なんとなく便利な手段ででもあるかのようなイメージを持ってしまっている人も少なくないと思います。

そういう漠然とした完全に間違ったイメージを持ったまま、40歳近くまできてから初めて病院に相談し、現実の確率と医療費の高さに愕然とする人がどれだけいるのでしょうか。

この国は世界でも一二を争うほど出生率が低く高齢化が進んでいて、それが借金と並ぶ国の大問題になっています。
そして一応先進国と思われていて、マスコミは発達し、識字率は高く教育も進んでいて国民の素養も高いと思われています
でも、40歳近くなると妊娠するのは難しくなるんだよという、生き物としての人間の当たり前の事実が周知されていません。

子供の教育にお金がかかりすぎるとか、働く女性が子供を産む環境ができていないとか、保育園などの整備ができていないとか、少子化の原因はいろいろ言われていますが、この当たり前の事実が周知されていないことも、それらの要因と同じか、それ以上に重大な原因になっていると思います。

でも、高齢になると妊娠しづらくなるということを、少子化と絡めて発言することは、皆怖くてできないんでしょうね。
必ず反発して言いがかりやクレームをつける人がいるでしょうからね。
でも、この状況は間違っています。

今回のドラマは、このあたりの現実も、割と正確に描いていて好感を持ちました。
妊娠中の風疹の問題といい、社会に対して本当に役に立つ啓蒙になってますよね。

ただ、ドラマとしては、今回、ちょっと役者の演技が臭すぎて、見ていて恥ずかしくなる部分がありました。
感動という部分ではちょっと今までと比べて少なかったです。
でも基本的に一話完結なので、来週もどんな話なのか、楽しみです。

「コウノドリ」の感想

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